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瞑想って、あやしい?

 瞑想は、人によっては怪しげな新興宗教のイメージと重なって見えるかもしれません。
  あるいは、お坊さんや人里離れて世間から隔絶した修験者が、仙人のごとく行として実行するものとお考えの方もいらっしやるでしょう。

 瞑想には様々な効果があり、お金がかからないにもかかわらず、なかなか今の忙しく、世知辛い世の中ではあまりメジャーにはなりませんでした。

 しかし、ここ最近、禅寺での座禅に会社帰りに立ち寄ったり、ヨガが流行ってきたお陰で見直されてきたようです。

 しかし、いざやってみようか、と思い立ってもなかなかきっかけが無かったり、忙しくて時間がなかったり、静かな場所がなかったり、と人によっては挫折される場合もあるかと思います。

 瞑想には、心身のストレスを解消したり、眠っていた能力を開花させる働きもありますので、忙しい人ほど瞑想を日常生活の中に取り入れて習慣化してみては如何でしょうか。

 瞑想は、直ぐには馴染めないし、頭で考えるばかりに効果らしいものも始めは無いかもしれません。

 それでも暫く続けていると、「無の境地!」とまでは行かなくても、「なんだかスッキリした!」とわかる瞬間があるかと思います。

 ここでは、忙しい方でも「呼吸法」とセットで簡単にできる初心者向けの「瞑想」をご提案してみたいと思います。

【瞑想の効果について】

 瞑想の効果としては、一般的に以下のようなことが言われています。

@日常的なストレスが軽減できる
A脳内麻薬が分泌されて、気持ちよくなる
B本当の自分を発見できる
C能力を思いきり発揮できる
D人生の荒波を泳ぐのがちょっぴり上手になる
E母親の胎内にいた感覚を思い出す
F宇宙と一つになり、魂のふるさとに還ることができる

 実際、本屋さんに並んでいる本を見たり、ネットでちょっと検索するだけでも、瞑想法にも100人いれば100通りある位にたくさんあります。

 また、お釈迦様のように目を半分だけ見開いて行ったり、座り方も「結跏趺坐」という方法があったり、難しいイメージがあります。

 他にも座って行う「静功」もあれば、気の流れに合わせて体をゆっくり動かす「動功」という功法もあります。

 また、心理療法にも取り入れられている自律訓練法、呼吸法、ヨーガなども、瞑想の一種言ってと良いかもしれません。 もっと激しいものでは、ダイナミック・メディテーションと呼ばれる、身体を激しく動かす瞑想法もありますし、歩きながら行う瞑想、寝転がって行う瞑想など、実に様々です。

 このように、瞑想法は瞑想をする人や状況に応じて、それこそ星の数ほどあります。
  近年の精神世界に対する関心の高まりを受けて、世間にはさまざまな瞑想教室が増えています。
  中には「内観法」とか、「メディテーション」と銘打っているところもあります。

 それぞれが「私たちの方法が最高だ」と主張していますから、初めて瞑想をしようという方が戸惑われるのも無理はありません。

 まずは思い立ったら理屈はともかく、1日の出勤前にちょっとテレビを消して5分でも10分でも良いですから、静かに座ることから始めてみましょう。

 最初は集中できないで、あれやこれやと考えたり、やらなければいけないことを思い出してしまうこともあるでしょう。

 今日一日のやらなければいけない事を整理するのもまずは“良し”としましょう。

 かと言って寝る前ですと、ウトウトしてしまう、という方もいらっしゃるでしょう。
  それも続けているうちに自然とウトウトとすることも少なくなり、寝付きも良くなり、翌朝もすっきりと目覚めらるかと思います。

 それだけでも十分効果ありです。

 更に慣れてくると、瞼に色が写ったり、思いもよらないビジョンが浮かんだり、涙があふれたり、メッセージが浮かんだりと、毎回毎回いろいろなプロセスが勝手に起きることもあります。

 あまり頭や理屈で考えず、まずは身体をリラックスさせることから始めて見ましょう。

○いつするのか?

 まずは、思い立ったらいつでも、どこでも試して見ましょう。
  静かな環境があれば一番良いですが、多少世間の喧騒があっても、BGMがあれば大丈夫、という人は試してみると良いと思います。

○どんな格好で?

 まずは、クッションや座布団を半分に折って胡坐をかく状態でお尻に敷いて試してみては如何でしょうか。
  そうすれば膝にも負担がかからず、背筋も伸びやすくなります。

 腰に負担がかかる、という方は椅子に浅めに腰掛けて姿勢を正しても良いかと思います。
  (椅子だと余計に腰が痛くなる、という方もいらっしゃるようですので、幾つか試してみましょう。)

 習慣化されれば、正座でも出来るようになるかと思います。

○姿勢は?

 背筋はなるべくまっすぐとした方が良いのですが、慣れないと余計に腰を痛めますので、無理をしない程度に伸ばします。

○手の位置は?

 お釈迦様が指を丸めている(印を結ぶ)像は良く見かけると思いますが、胡坐であれ、正座であれ、椅子であれ、軽く膝の上に乗せればどんな形でも良いかと思います。
  要は、力が入ったり、意識しすぎなければ良いしょう。

【さあ、始めてみましょう】

 様々な瞑想法がありますが、その中のいくつかをご紹介します。

 瞑想を行うに当たっては、「呼吸」が一つのポイントとなってきます。
  ヨガや気功法でも、呼吸法を重要視しています。
  それは、呼吸と意識状態には深い相関関係があるからです。

 気功では「調身」、「調息」、「調心」という言葉があります。

 全身をリラックスさせて(調身)、ゆったり呼吸をすることによって(調息)、自然に心が整っていく(調心)というプロセスを大事にするからです。

 瞑想を実践しようと思う方は、当サイトの「呼吸法」も是非参考にしてみて下さい。
 

その一【呼吸を数える瞑想法】

@全身の力を抜いてリラックスします。
  目は閉じるか、自分の足先1メートルくらい先を眺めます。
  すると、お釈迦様のような「半眼」になり、目を閉じている時のように眠気を覚えることも少なく、かと言って目を開けているときのように気が散ることもありません。
 
A腹式呼吸をしながら、息を整えます。
  口を「フー」と発音するように細くゆっくり息を出し、お腹が少しずつへこんでいくのを感じます。

B息をすっかりはききったら、一瞬(と言っても1〜2秒)息を止めます。
  そして息を吸おうとせずに、まずお腹を元の状態に.れに応じて空気がに体に入ってくるような感覚で息を吸
います。

Cある程度息か入ってきたら、さらに少し意識的に空気を吸ってから、再び息を止めます。
  そして先ほどと同じようにまずお腹を引っ込め、それに応じて息が出ていくような感覚で吐きます。
  吐ききったら、また一瞬息を止めます。

D @〜Cの呼吸法を暫く繰り返して更に何も考えないようにして呼吸に意識をおいて整えます。
   暫く続けていると、身体が温かくなってきます。

E呼吸が整ってきたら、今度はあまり呼吸を意識せず、「ヒーJ「フー」「ミー」「ヨー」「イ」「ム」「ナー」「ヤ」と心の中で順に八つまで敬え、その後再び「ヒー」からはじめます。

 坐禅では「呼吸を十まで数えてから、一に戻る」と指導していますが、吸う息に対して吐く息は倍の長さ位の方が効果が高まりますので、慣れてきたら八つまで数えて息を吸ったら、八までを二巡数えるのが良いようです。
  更に慣れてくると、吸う息を吐く息との間に自然に暫く止められるようになります。

 さあ、まずは何も考えずに10分ほど試してみましょう。

【私が行っている瞑想法】

@全身の力を抜いてリラックスします。
  まずは目を閉じます。
 
A腹式呼吸をしながら、息を整えます。
  口を「フー」と発音するように細くゆっくり息を出し、お腹が少しずつへこんでいくのを感じます。

B息をすっかりはききったら、一瞬(と言っても1〜2秒)息を止めます。
  そして無理に息を吸おうとせずに、自然に空気がに体に入ってくるような感覚で息を吸います。

Cある程度息か入ってきたら、さらに少し意識的に空気を吸ってから、再び息を止めます。
  そして先ほどと同じようにまずお腹を引っ込め、それに応じて息が出ていくような感覚で吐きます。
  吐ききったら、また一瞬息を止めます。

D @〜Cの呼吸法を暫く繰り返して更に何も考えないようにして呼吸に意識をおいて整えます。
   暫く続けていると、身体が温かくなってきます。
   時間があるときは深い呼吸を10〜20分続けます。
   時間があまり無いときは、3〜5分続けます。

  ※慣れない内は1分間に4〜5回の呼吸かと思いますが、慣れてくると1分間に2回くらいになります。
   ※達人は1分間に1回位しか呼吸しないようです。

E呼吸が整ってきたら、今度は呼吸を意識せず、自然に戻し、息をしているかいないかわからない様な状態にします。
  次に、目の前に大きな光の玉(朝日や夕日などの太陽のイメージでも良いと思います。)をイメージします。
  その光を全身に浴びて自分自身も光と一体になって包まれているようにイメージします。

  時間があるときはこれを10〜20分続けます。
  時間があまり無いときは、3〜5分続けます。
 
  ※冬場など、寒い時期は体温が下がる場合がありますので、最初から重ね着をしておくか、ひざ掛けなどを用意して始めると良いかと思います。





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